近年、南アフリカワインに注目が集まっています。高品質で低価格であることに加え、SDGsにも注力していることが理由です。この記事では、南アフリカワインの特徴、歴史、産地、なぜ自然保護活動をしているのかについて詳しく解説しています。また、南アフリカワインの選び方、品種、おすすめの南アフリカワイン、料理とのペアリングについてもご紹介しています。
ポイント
- 南アフリカワインの特徴・歴史・産地
- 南アフリカワインと自然環境保護の関係
- 南アフリカワインの品種
- おすすめの南アフリカワイン
コスパ最高峰!南アフリカワインの概要
南アフリカワインの特徴、歴史、産地、環境保護活動について解説します。
南アフリカワインとは
南アフリカワインとは、もちろん南アフリカ共和国で作られたワインのことです。
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、350年以上の歴史がある、国際的に名の知れたワインです。ちなみに日本のワイン生産の歴史は140年ほどです。
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南アフリカワインは、高品質かつ低価格であることから、日本でも人気が高まってきています。
南アフリカワインの特徴
南アフリカワインの特徴をご紹介します。
品種の多様性
南アフリカでは、多様なブドウの品種が栽培され、様々なスタイルのワインが生産されています。
これは、南アフリカは地中海性気候から亜熱帯気候まで多様な気候を有していることと、土壌の種類が豊富なことによります。
豊かな果実味
一般的に、南アフリカのワインは、果実味が豊かであるこが特徴です。
赤ワインはしっかりしたボディとタンニンを持ち、白ワインはフレッシュで爽やかな酸味があります。
コストパフォーマンス
高品質ながら手頃な価格帯のワインが多いことも、南アフリカワインの特徴の一つです。
これは、生産コストと品質のバランスが良いためです。
持続可能性
南アフリカでは、国を上げて、環境に優しい栽培方法や生産プロセスが採用されています。
例えば、農薬や化学肥料を減らして有機栽培をおこなう、水資源を効率的に利用するなどの取り組みがされています。
これらは、独自のワイン認証制度により、推進されています。
南アフリカワインの歴史
なぜ南アフリカでワインを生産しているのか、その歴史は複雑です。ここではそのポイントをご紹介します。
古代のワイン製造
人類とワインの関係は古く、8,000年以上前からブドウが栽培されていたとされています。
ブドウの原産地は、現在のジョージア周辺とされています。その後ブドウ栽培は、中東を経て、地中海、ギリシャ、ローマ、ヨーロッパ全土へと広がっていきました。
オランダの影響
そんなヨーロッパのブドウ栽培が南アフリカに伝えられたのは、1652年にオランダの東インド会社が、ケープタウンに補給基地を設立したことに始まります。
1655年に、初代監督者のヤン・ファン・リーベック(Jan van Riebeeck)によって、ブドウの木が植えられたことが記録されています。
フランスの影響
1688年以降、フランスのユグノー(迫害を受け亡命したプロテスタント難民)がケープ地方に移住し、ブドウ栽培とワイン製造の知識を持ち込みました。
これにより、南アフリカのワイン産業は大きく発展しました。
19世紀の発展
19世紀には、ブドウ栽培とワイン生産が急速に拡大し、南アフリカワインは国際市場でも注目されるようになりました。
フィロキセラの破壊
19世紀末、フィロキセラ(ブドウネアブラムシ)の侵入により、南アフリカのブドウ畑は大きな打撃を受けました。
この危機を乗り越えるために、フィロキセラに耐性のあるアメリカ種の根に接ぎ木する方法が採用されました。
KWVの設立
20世紀になると、国内市場の保護と生産量の管理のために、KWV(Koöperatieve Wijnbouwers Vereniging van Zuid-Afrika)が設立されました。
この組織は、長い期間、南アフリカワイン産業の規制と発展に大きな役割を果たしました。
アパルトヘイトの影響
アパルトヘイト(人種隔離政策)時代には、国際的なボイコットにより輸出が制限されました。
1994年のアパルトヘイト終了後、南アフリカワインは国際市場に積極的に進出し、品質の向上が図られました。
現代の発展
現在、南アフリカは世界的に有名なワイン生産国の一つとなり、多種多様なワインを生産しています。
特に、環境に優しい持続可能なワイン造りへの関心が高まっています。
南アフリカワインの産地
南アフリカのワイン産地は、以下のような階層構造で定義されています。
- Geographical units(州)
- Region(リージョン、地方)
- District(ディストリクト、地域)
- Ward(ワード、地区)
Geographical unitsには、以下の5つがあります。
- Western Cape(西ケープ州)
- Northern Cape(北ケープ州)
- Eastern Cape(東ケープ州)
- KwaZulu-Natal(クワズールー=ナタール州)
- Limpopo(リンポポ州)
ほとんどのワイン産地は、Western Cape(西ケープ州)に集中しています。
そして西ケープ州には、以下の5つのリージョンがあります。
- Breede River Valley(ブレード・リヴァー・ヴァレー)
- Cape South Coast(ケープ・サウス・コースト)
- Coastal Region(コースタルリージョン)
- Klein Karoo(クライン・カルー)
- Olifants River(オリファンつ・リヴァー)
それぞれのリージョンの下に、District(ディストリクト、地域)、Ward(ワード、地区)が含まれています。
ここでは、特に有名な産地をを8つご紹介します。
ステレンボッシュ
「ステレンボッシュ(Stellenbosch)」は南アフリカで最も有名なワイン産地の一つです。
コースタルリージョンに所属するディストリクトです。
高品質な赤ワイン、特にカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、ピノタージュが生産されています。
フランシュック
「フランシュック(Franschhoek)」は、フランスから来たユグノーによって設立された歴史ある産地です。
コースタルリージョンに所属するディストリクトです。
エレガントな赤ワインと白ワインが特徴です。
パール
「パール(Paarl)」は、温暖な気候が特徴で、多種多様なブドウ品種が栽培されています。
コースタルリージョンに所属するディストリクトです。
赤ワインと白ワインの両方が高い品質で知られています。
スワートランド
「スワートランド(Swartland)」は、近年、品質の高いワインが生産されるようになった新興の産地です。
コースタルリージョンに所属するディストリクトです。
特に自然派ワインやオーガニックワインの生産者が多いです。
コンスタンシア
「コンスタンシア(Constantia)」は、ケープタウンに近く、南アフリカで最も古いワイン産地の一つです。
コースタルリージョンに所属するワードです。
特にデザートワインの「ヴァン・ド・コンスタンス」が有名です。
ロバートソン
「ロバートソン(Robertson)」は、砂漠に近く、乾燥した気候が特徴です。
ブレード・リヴァー・ヴァレーに所属するディストリクトです。
白ワインやスパークリングワインの生産に適しています。
ウォーカー・ベイ
「ウォーカーベイ(Walker Bay)」は、海に近く涼しい気候が特徴です。
ケープ・サウス・コーストに所属するディストリクトです。
ピノ・ノワールやシャルドネが特に優れています。
エルギン
「エルギン(Elgin)」は、最近注目の産地です。
ケープ・サウス・コーストの、オーヴァーバーグ(Overberg)ディストリクトに所属する、ワードです。
涼しい気候で知られ、特にソーヴィニヨン・ブランやピノ・ノワールの品質が高いです。
南アフリカワインの環境保護活動
南アフリカのワインは、自然環境の保護に積極的に取り組んでいることが知られています。
そもそもなぜ、環境保護に取り組んでいるのでしょうか。
また、様々な団体や認証システムがあり、略語が多くて分かりにくいので、順を追ってご説明します。
独立した植物区系
植物学では、世界を6つの区分に分類しています。
南アフリカのケープ地方は、そこだけで独立した植物区系とみなされています。そのため、豊かでユニークな自然環境を守ることが、とても重要となっています。
- 全北植物区系界
- 旧熱帯植物区系界
- 新熱帯植物区系界
- オーストラリア植物区系界
- ケープ植物区系界
- 南極植物区系界
世界自然遺産 フィンボス
「フィンボス(Fynbos)」は、南アフリカのケープ州にある、低木の硬葉樹林植生地域です。
南アフリカの面積の、わずか約6%のエリアに、8,000種類以上の植物が生息しています。この多様性は熱帯雨林をも上回っています。
フィンボスは、2004年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されました。
そして困ったことに、南アフリカのほとんどのワイン農場が、その保護地域内にあります。そのため、様々な団体が協力して、この自然環境を守ろうとしています。
KWV
「KWV(Koöperatieve Wijnbouwers Vereniging van Zuid-Afrika)」は、1918年に設立された、ブドウ生産者の利益を守るために設立された団体です。
ワインの品質、生産量、価格を管理し、国際的な評価を高め、ワイン業界の発展に大いに貢献しました。
1990年以降は、規制よりも、新しい技術を開発するとともに、持続可能なブドウ栽培の実践に力を注いでいます。
WSB
「Wine and Spirit Board(WSB)」は、南アフリカで1957年に設立された、ワインとスピリッツの品質管理と監督をするための組織です。
法的要件を整備し、監査や認証などを行っています。
WWF
「世界自然保護基金(World Wide Fund for Nature、WWF)」とは、1961年に設立された、世界最大の自然保護団体です。
WWFは、ブドウ栽培が環境に与える影響の調査、持続可能性への支援、啓蒙活動などを通し、南アフリカのワイン産業と協力関係にあります。
WO
「Wine of Origin(WO)」とは、南アフリカで1973年に始まった、産地と品質を保証するシステムです。
WOラベルが付けられたワインは、100%その地域のブドウから作られたことを意味します。また、適切な品質管理を保証するものでもあります。
FAIRTRADE
「FAIRTRADE」は、1988年に設立された、公正な労働環境、取引条件、環境保護を遵守していることを示す、国際的な認証システムです。
南アフリカは、積極的にフェアトレード活動に取り組んでいます。世界で流通しているフェアトレード認証を受けたワインのうち、半数以上が南アフリカワインだと言われています。
IPW
「Integrated Production of Wine(IPW)」は、1998年に南アフリカで設立された、持続可能なブドウ栽培とワインの生産を推進するための認証プログラムです。
IPWでは、土壌、水資源、農薬、廃棄物、エネルギーなど、様々な項目の管理基準があります。
南アフリカのワイナリーやブドウ園は、IPWの基準に従うことが求めらています。
WOSA
「Wines of South Africa(WOSA)」は、1999年に設立された、南アフリカワインの国際的なプロモーションとマーケティングを手動する組織です。
持続可能性や、公正な労働環境を促進し、国際市場での社会的責任を高め、ブランドイメージを構築する活動も行っています。
WIETA
「Wine Industry Ethical Trade Association(WIETA)」は、2002年に設立された、ワイン産業における、公正で倫理的な労働環境を推進するための組織です。
適切で安全な労働条件、差別や虐待がない労働環境を確保するとともに、国際的なブランドイメージを高める活動に取り組んえいます。
BWI
「Biodiversity and Wine Initiative(BWI)」は、2004年に設立された、ワイン産業と自然保護を両立させることを目的としたプログラムです。
WWF南アフリカとWOSAの協力により設立されました。
自然保護区を設置し、生物多様性に配慮した農法を実践することを推奨しています。
SWSA
「Sustainable Wine South Africa(SWSA)」は、WSB、IPW、WOSAの連合のことです。
持続可能なワイン生産方法を促進するための組織です。
Sustainable Wine Label
「Sustainable Wine Label」は、2010年に開始された、そのワインが、環境保護に取り組み、持続可能な方法で生産されたことを示すラベルです。「グリーンラベル」「グリーンシール」と言われることもあります。
このラベルはWSBによって発行されていますが、SWSAの協力によるものと思われます。
2012年からは、WIETAによる、適切な労働環境によって生産されことを示す基準も含まれました。
まとめ
南アフリカのワイン産業は、世界でも稀有な自然環境を保護しつつ、持続可能なブドウ栽培をすることに、積極的に取り組んでいます。
また、過去のアパルトヘイトへ政策への反発から、公正で倫理的な労働環境を保護する活動にも取り組んでいます。
もとより美味しいワインであったことと、これらの社会的取り組みが評価され、国際的な人気が高まっています。
南アフリカワインの最高峰とは
南アフリカワインの選び方、品種、おすすめの南アフリカワイン、料理のペアリングについてご紹介します。
南アフリカワインの選び方
一般的にワインの選び方としては、
- 品種
- 産地
- 価格
- ヴィンテージ
- 自分の好み
- 専門家の評価、レビュー
- 料理とのペアリング
などがあります。
しかし南アフリカワインの特徴は、その多様性にありますので、どれを選んどいいのか悩んでしまうかも知れません。
また、産地による違いもありますが、そこまで一般的ではないので、初心者にはハードルが高いです。
そこで最初は、品種から選ぶことをおすすめします。
南アフリカワインの品種
初めて南アフリカワインを飲むのであれば、赤は「ピノタージュ」、白は「シュナン・ブラン」がおすすめです。
ここでは、代表的な品種と特徴について解説します。
ピノタージュ(Pinotage)
南アフリカ独自の赤ワイン用品種で、ピノ・ノワールとセンソの交配によって生まれました。
濃厚なベリーの風味、スパイスの香り、しっかりとしたタンニンが特徴です。
カベルネ・ソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)
世界中で栽培される赤ワイン用品種で、南アフリカでも重要な品種の一つです。
しっかりとした力強いワインを生み出し、長期熟成に適しています。
シラー(Syrah)
スパイシーで果実味豊かな赤ワインを生み出す品種です。
重いものから軽いものまで、幅が広いので、選ぶ時は専門家の意見や、レビューを参考にするとよいです。
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メルロー(Merlot)
柔らかなタンニンと果実味豊かな特徴を持つ赤ワイン用品種です。
単独でワインを作る場合もあれば、ブレンドに使われることもあります。
シュナン・ブラン(Chenin Blanc)
南アフリカで最も広く栽培されている白ワイン用品種です。
フルーティーで新鮮な酸味が特徴です。熟成させると複雑さを持ち、多くの専門家を唸らせています。
ソーヴィニヨン・ブラン(Sauvignon Blanc)
鮮明な酸味と、ハーブのような香りが特徴的な白ワイン用品種です。
南アフリカではフレッシュでフルーティーなスタイルのものが多く見られます。
おすすめの南アフリカワイン
南アフリカワインを代表する、最高峰のおすすめワインをご紹介します。
赤、白、ブレンド、スパークリングと多種多様に渡っています。
カノンコップ・エステート・ピノタージュ(Kanonkop Estate Pinotage)
南アフリカを代表するワインの一つで、ピノタージュの傑出した例です。
フルボディで、濃厚な果実味とスパイシーな風味が特徴です。
ハミルトン・ラッセル ヴィンヤード・シャルドネ(Hamilton Russell Vineyards Chardonnay)
南アフリカを代表する白ワインです。
エレガントで複雑な味わいが特徴です。新鮮な酸味とクリーミーな質感があります。
ボッシェンダル・シュナン・ブラン(Boschendal Chenin Blanc)
シュナン・ブランの特徴を見事に表現した白ワインです。
フレッシュでフルーティな柑橘系のアロマと繊細な酸味が特徴です。
ミヤルスト・ルビコン(Meerlust Rubicon)
カルベネ・ソーヴィニヨンとメルローをブレンドした赤ワインです。
豊かなタンニンと深い果実味を持ち、熟成ポテンシャルも高いです。
グラハム・ベック
南アフリカの代表的なスパークリングワインです。
洗練された味わいと、エレガントな泡立ちが特徴です。
安い南アフリカワインでおすすめはある?
南アフリカワインの特徴は、コストパフォーマンスが良いことです。フランスやイタリアなどの国のワインに比べれば、全体的に低価格です。
一説によると、ワインの評価と価格の相関関係を調べると、南アフリカワインが一番コストパフォーマンスが良い結果になるとのことです。
そのため、どのワインを選んでも安くておすすめということになるのですが、予算別に調べるならば、日本最大級の南アフリカワインショップ【アフリカー】 がおすすめです。
特に、1,000円台のワイン は、気軽に試せておすすめです。
ワインに合う南アフリカ料理は?
せっかく南アフリカワインを楽しむならば、料理も南アフリカ風にしてみてはいかがでしょうか。
南アフリカは、歴史的に様々な文化が混在しており、料理も多様です。
ここではワインに合う、代表的な南アフリカ料理をご紹介します。
ブラーイ(Braai)
南アフリカのバーベキューです。
肉料理が中心で、ピノタージュやカベルネ・ソーヴィニヨンなどの赤ワインと非常に良く合います。
ボボティ(Bobotie)
挽肉と香辛料を使った伝統的な料理です。
甘辛い味わいは、果実味豊かなシラーやメルローと相性が良いです。
ビルトン(Biltong)
南アフリカのソウルフードとも言える、干し肉のおつまみです。
濃厚な赤ワイン、特にピノタージュとのペアリングがおすすめです。
シーフード
南アフリカの海岸線沿いでは新鮮なシーフードが豊富です。
これには、クリスプでフレッシュなソーヴィニヨン・ブランやシュナン・ブランが最適です。
ケープマレー料理(Cape Malay)
西ケープ特有の、スパイシーで香り豊かな料理スタイルです。
これらの料理は、フルーティーでスパイスの効いたワイン、例えばシラーやカベルネ・ソーヴィニヨンと良く合います。
ケープダッチ料理(Cape Dutch)
オランダの影響を受けた伝統的な料理です。
これらの料理は、少し重めの赤ワインや、味わい深い白ワインとよく合います。
まとめ コスパ最高峰の南アフリカワインとは
記事の内容をまとめます。
- 南アフリカのワイン産業は、1652年にオランダがケープタウンに補給基地を建設した時から始まった
- 南アフリカの風土が多様性に富むため、生産されるワインの種類も多様になっている
- 南アフリカのブドウ栽培はケープ地方に集中しているが、この地域は世界的にも稀有な自然環境があり、ユネスコの自然遺産にも登録されている
- そのため、南アフリカのワイン産業は、自然環境保護に務め、持続可能性に注力している
- 南アフリカはアパルトヘイト政策の反動から、労働者保護や人権保護活動にも注力している
- 南アフリカワインの代表的な品種は、赤は「ピノタージュ」、白は「シュナン・ブラン」
- 南アフリカワインは、高品質で低価格、SDGsやフェアトレードにも配慮していることから、国際的な人気が高まっている