レゴランドと言えば名古屋が有名ですが、東京のお台場にもレゴランドはあります。特にレゴブロックが大好きな子どもたちにとっては、間違いなく楽しめる施設となっています。一方、極一部で「ひどい」という意見もあるようです。この記事では、レゴランド・ディスカバリー・センター東京の特徴と楽しみ方、実際の口コミや評価についてご紹介します。
ポイント
- お台場のレゴランドと、名古屋のレゴランドの違い
- レゴランド・ディスカバリー・センター東京の紹介
- お台場レゴランドの、口コミ・評価
- お台場のレゴランドがひどいと言われる理由
ひどいとは言わせない!レゴランドお台場の楽しみ方
お台場にあるレゴランドは、レゴが好きな子ども達にとっては、大人気の施設です。ここでは、各地のレゴランドの違い、施設やアトラクションの紹介、対象年齢、混雑状況、割引チケットについて解説しています。
レゴランド・ディスカバリー・センター東京とは
「レゴランド・ディスカバリー・センター東京 」とは、東京のお台場にある、レゴブロックのテーマパークです。「デックス東京ビーチ」というショッピングモールの中にある、屋内型施設です。
世界7カ国17箇所にあるレゴランド・ディスカバリー・センターのうちの一つです。イギリスのマーリン・エンターテイメンツ社(日本ではマーリン・エンターテイメンツ・ジャパン株式会社)が運営しています。
レゴブロックをテーマとしたアトラクションや、レゴブロック教室、巨大ジオラマなどを楽しむことができます。
レゴブロックとは
レゴ(LEGO)、通称「レゴブロック」は、デンマークのレゴグループ社によって製造されている、組み立てて遊ぶことができるプラスチック製のおもちゃです。
1949年に発売開始して以来、世界中で人気のおもちゃとなっています。
その特徴は、「スタッド・アンド・チューブ」と呼ばれる凹凸です。この凹凸を組み合わせることで、ブロック同士がしっかりと接続されます。
これにより、子どもたちの創造性が刺激され、知育玩具としての側面もあります。
レゴランド東京と名古屋の違い
「あれ、レゴランドって名古屋にあるんじゃないの?」
と思った方もいるかもしれません。
現在日本には、レゴランドをテーマとしたアミューズメント施設が3箇所あります。
- レゴランド・ジャパン・リゾート(愛知県名古屋市)
- レゴランド・ディスカバリー・センター東京(東京都港区)
- レゴランド・ディスカバリー・センター大阪(大阪府大阪市)
屋外か屋内か
まず、名古屋の「レゴランド・ジャパン」は、屋外型のテーマパークです。
一方、東京と大阪の「レゴランド・ディスカバリー・センター」は、屋内型です。
敷地面積
レゴランド・ジャパンの敷地面積は13ヘクタールです。
東京ディズニーランドが51ヘクタール、東京ディズニーシーが49ヘクタール、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが54ヘクタールなので、それと比べれば小型ですが、なかなかの広さがあります。
一方、レゴランド・ディスカバリー・センター東京と大阪は、共に約0.3ヘクタールなので、比べ物にならないくらい小さいです。
運営会社
レゴランド・ジャパン・リゾートは、「LEGOLAND Japan合同会社」が運営しています。主要株主は、「マーリン・エンターテイメンツ」です。
レゴランド・ディスカバリー・センター東京と大阪は、「マーリン・エンターテイメンツ・ジャパン株式会社」が運営しています。
運営会社は異なりますが、同じグループ会社となります。
どんなアトラクションや施設があるの?
レゴランド・ディスカバリー・センター東京で楽しめる、アトラクションや施設をご紹介します。
展示
- ミニランド:160万個以上のレゴブロックを使って、東京を再現したジオラマです。
- レゴファクトリー:レゴブロックを作る工場を見学することができます。
ライド
- キングダム・クエスト:戦車に乗り込み、レーザーガンで戦うアトラクションです。
- マーリン・アプレンティス:ペダルを漕いで進む乗り物で、空中を舞いながら、魔法の世界を冒険するアトラクションです。
- グレート レゴ レース:VRゴーグルを装着し、迫力満点のレースを楽しむことができるアトラクションです。
プレイエリア
- デュプロビレッジ:レゴブロックの2倍サイズのデュプロブロックや、さらにジャンボサイズのソフトブロックで、自由に遊ぶことができるエリアです。
- レゴ ニンジャゴー シティ アドベンチャー:レゴの「ニンジャゴー」シリーズをテーマにした、体を思いっきり動かして遊べるエリアです。
- レゴ レーサー ビルド&テストゾーン:レゴブロックでクルマを作ったり、トラックを走らせたりすることができるエリアです。
シアター
- 4Dシアター:特殊眼鏡をかけ、4D映像を楽しむことができます。
ワークショップ
- クリエイティブワークショップ:レゴブロックを使って、特別な作品の作り方を学ぶことができます。
- シティビルダー:レゴブロックを使って、街作りをすることができます。
その他アクティビティ
- ミニフィグトレード:持参したミニフィグ(小さな人形)と、スタッフが持っているミニフィグを交換することができます。
- アクティビティパック(スタンプラリー):ヒントやクイズが書かれた冊子を購入できます。またスタンプを全て集めると、ミニキットがプレゼントされます。
- デジタルフォト:撮影した写真に、特別なフレームやエフェクトでデザインし、ダウンロードすることができます。
その他施設
- カフェテリア:ホットドッグやカレーライス、ドリンクを楽しむことができます。
- ショップ:400種類以上のレゴや、限定商品を手に入れることができます。
期間限定イベント
- 特別レゴ教室:期間限定で開催されている、特別なセットを作る教室です。
- マスター・モデル・ビルダー・コンテスト:制限時間内に作品を制作する、コンテストに参加することができます。
対象年齢は?
レゴランドお台場の、対象年齢は3~10歳です。レゴが好きなお子様がターゲットとなっています。
しかし、子どもだけでの入場はできません。15歳以下のお子様は、16歳以上の人の付き添いが必要となります。
大人だけで入場できる?
レゴランドお台場に、大人(16歳以上)だけの入場はできず、お子様(15歳以下)の同伴が必要となります。
しかし、大人にもレゴファンはいます。そのような大人向けのイベントが、不定期で開催されています。このようなイベントは、大人だけでの入場が可能となります。
過去に開催された大人向けイベントとしては、以下のようなものがあります。
- 大人のレゴ教室
- 大人のレゴナイト
滞在時間はどれくらい?時間制限はある?
レゴランドお台場の滞在時間は、約2~3時間です。
また、週末や祝日などには、混雑緩和のため、最大3時間程度の時間制限があります。厳密な管理の入れ替え制を実施している訳ではありませんが、予定をたてる場合は3時間を目安にするとよいでしょう。
デックス東京には、様々なレストランやショップ、東京ジョイポリスが入っていますし、お台場全体で見ればもっとたくさんの施設があります。一日かけて回る場合は、それらを組み合わせるとよいでしょう。
土日は混雑する?
レゴランド・ディスカバリー・センター東京は、平日は混雑することはありませんが、土日や祝日は混み合うことがあります。
しかし、最長3時間という滞在制限がありますので、絶望的な状況になるということはありません。
まず営業時間は、平日は10:00~18:00、土日祝日は10:00~19:00です。
そして、予約チケット購入時に入場時間を30分単位で指定します。
午前中に入場する人が多いので、3時間制限により、13~14時以降は退場する人がでてきてきます。
ですから、午前中は混雑するが、夕方になるにつれ空いてくると言えるでしょう。
割引チケットはある?
レゴランド・ディスカバリー・センター東京のチケット価格は変動性ですが、平日の当日券2,800円が基本となっています。
大人(16歳以上)・子ども(3~15歳)で、価格に差はありません。
ここでは、2,800円よりも割引となる方法を解説します。
前日以前に購入する
平日の当日券2,800円に対し、前売りチケットを購入すれば、最安で2,250円となります。
550円・約20%割引となります。
平日を選ぶ
基本的に、平日>祝日>土日の順で高くなります。
例えば、平日の前売りが2,250円に対し、祝日は2,500円、土日は2,800円となります。
夕方を選ぶ
例えば、水曜日・木曜日の14時以降など、特定の曜日・時間限定で、大人のチケットが30%割引で購入することができる場合があります。
平日前売りが2,250円なのに対し、1,575円で購入することができます。
675円・30%割引となります。
マダム・タッソー東京とセットで購入する
マダム・タッソー東京は、世界的有名人の等身大フィギュアと一緒に、セレブ空間を体験したり、一緒に写真撮影をしたりすることができるアトラクション施設です。
レゴランド・ディスカバリー・センター東京と同じ、デックス東京ビーチに入っています。
平日の前売りで、レゴランド・ディスカバリー・センター東京が2,250円、マダム・タッソー東京が2,100円です。
別々に購入すると4,350円となりますが、セットで購入すれば3,400円となります。
950円・約20%割引となります。
マダム・タッソー東京の所要時間と、おすすめの周辺施設
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年間パスポートを購入する
年間パスポートには、平日のみ入場可能なライト、全日入場できるプレミアムがあります。
ライトが5,000円、プレミアムが9,000円です。
1年間に3~4回以上行く予定があるのであれば、パスポートの方が安くなります。
また、誰かがパスポートを持っていれば、一緒に行く人は「お友達チケット」を1,900円で購入することができます。
元々のチケットが2,800円だったとしたら、900円・約32%の割引となります。
団体割引を利用する
学校団体の場合、平日で1,700円~1,800円、一般団体(20名以上)の場合1,900円となります。
土日・祝日・大型連休は利用できません。
平日の前売りが2,250円なので、1,900円とした場合、350円・約15%割引となります。
障がい者割引を利用する
障がい者手帳・療育手帳を所持している場合は、日時に関係なく、1,600円となります。
2,800円と比較すると、1,200円・約42%割引となります。
また、介護者は無料です。
プロモーションコードを利用する
様々なキャンペーンで発行されているプロモーションコードを入力すれば、割引されることがあります。
当日でもチケットを買える?
レゴランド・ディスカバリー・センター東京のチケットは、当日でも購入することができます。
ただし、現地の窓口では販売していないので、オンラインサイトで購入する必要があります。
レゴランドお台場がひどいと言われる理由
お台場にあるレゴランドは、全体的に高評価な一方、「ひどい」という声もあります。ここでは、実際の評価や口コミと、ひどいと言われる理由を分析します。
評判・レビュー
東京のレゴランドが、「ひどい」ということはまったくなく、多くのレビューサイトで高評価を取得しています。
公式サイト:子供の満足度90%以上
Google:4.1/5.0(3,135件)
じゃらんnet:4.4/5.0(2,977件)
いこーよ:4.5/5.0(1,868件)
トリップアドバイザー:3.5/5.0(365件)
エキテン:3.87/5.00(22件)
口コミ
X(Twitter)からの口コミをご紹介します。
子どもたちは満足だったけど、大人はちょっと……という意見が多いです。
良い評判
初めてお台場のレゴランドに行ってきた😆
https://twitter.com/life_is_livemm/status/1527934476336365569
長男がめちゃくちゃ楽しんでくれて良かった💛
お台場のレゴランド行ってきた。
https://twitter.com/nekonekoneko080/status/1518362222153506816
どこもかしこも色鮮やかな世界でワクワクしたよ。子供達にとっても心躍る世界だったみたいだし、レゴランド良かったよ。
店員さんがめっちゃ陽キャだった。
先週、有給休暇を利用して長男と夏休みの最後の思い出作りに、お台場のレゴランド行ってきた!
https://twitter.com/takarab108/status/1696305942370062793
長男大喜び🤣
大人も楽しめる仕掛けが多く大満足👌
今日は初めてお台場のレゴランド行ってきた〜!最近レゴ大好きで、デュプロで毎日遊んでるから喜ぶかなと連れて行ったら大当たりだった😍 ブロックを作る機械にかなり夢中だったし(旦那も)、車を作って走らせるところがお気に入りみたいだった(旦那も)🚗
https://twitter.com/happiness_hmilk/status/1667552885826260992
お台場のレゴランド行ってきた。子どもたち大喜びで、行ってよかったと心から思うけど、先日の動物園に引き続き30代の体力低下を痛感。今日は(も)早く寝ます。
https://twitter.com/morim62227775/status/1462391086404751360
悪い評判
お台場のレゴランド、息子がまた行きたい!と最近よく言うんだけど、一回行けば十分な感じだと思うんですけどね…。子供の楽しい!は大人とは違うからなー。何度か行ったけど…また行く…?入場料高いのよね🥲
https://twitter.com/nappanman2859/status/1576854940529545216
レゴランド(お台場の)は子供にとってはかなり楽しめる場所なんだけど
高い
大人と子供は同じ値段だし
もう少し大きくなったらジョイポリスかな
https://twitter.com/ryotax69/status/1035792125672087552
怖がりだからまだだいぶ先か
レゴランド、お台場に去年の今頃初めて行ってみたんだけど、閉塞感が割と苦手な私には長時間いるのはつらかったし、お客さんが民度低くて過ごしにくかったんだよなぁ。。というわけで一回で満足。あと、持ち込み不可はアレルギー対応がきちんとされてないとアレルギー持ちの家族にはつらいと思う。
https://twitter.com/yukipo_hato/status/848341149223796736
お台場のレゴランドに来てみた。
https://twitter.com/15_8m/status/1689519028396826625
内容的にはまぁよかった!
けど値段が高い…!!
しかも団体?が50人以上いて疲れた…。
レゴランドの横にある「The kids」の方が娘的には行きたがってた😅
レゴランドお台場、レゴで遊べるコーナーはどこも子どもたちがイキイキ楽しそうに熱中してて、カフェテリアには携帯をいじる親御さんたちがたくさんいて、対照的だ…w
https://twitter.com/t_mutsuki/status/982102743920689152
つかぶっちゃけ親は楽しくないんだよね、ここ。入場料高いんだし、時間を持て余す保護者向けにWi-Fi完備してくれたらいいのになあ。
ひどいと言われる理由
レゴランド・ディスカバリー・センター東京は、全体的に高評価であるにも関わらず、「ひどい」と言われることがあります。
その理由を見てみましょう。
レゴランド・ジャパンの評判が悪かった
名古屋のレゴランド・ジャパンは、2017年の開業当時、狭い・料金が高いなどの理由で評判が悪く、大きなニュースとなりました。
2012年に開業しているレゴランド・ディスカバリー・センター東京は、名古屋とはまったく別の施設ですが、「レゴランドってあの……」と、悪い評判と混同されることがあります。
なお現在は、名古屋のレゴランド・ジャパンの方も、大幅な改善策により、満足度の高い施設となっています。
聴覚障がい者の入場を拒否したから
2018年に、レゴランド・ディスカバリー・センター東京において、聴覚障がい者の入場を拒否するという出来事があり、炎上しました。
レゴランド・ディスカバリー・センター東京としては、4人全員が聴覚障がい者であり、介助者もいなかったことから、安全を確保できないという理由で、入場を拒否したとのことです。
後に、経済産業省から指導が入り、謝罪をしました。
この影響で、「レゴランドはひどい」という意見が残っていることがあります。
アトラクションが少ない
レゴランド・ディスカバリー・センター東京は、名古屋のレゴランド・ジャパンや、さらにはディズニーランドなどと比べると、アトラクションの数が圧倒的に少ないです。
特に、乗り物系が2つ(VRを含めて3つ)しかありません。
遊園地感覚で訪れると、がっかりしてしまいます。
閉塞感がある
レゴランド・ディスカバリー・センター東京は、屋内型の施設です。
特に、小さな子どもが走り回ったり、団体客がいたりすると、大人にとっては窮屈に感じます。
大人はつまらない
レゴランド・ディスカバリー・センター東京は、子ども向けの施設です。
それはそうなのですが、子どもだけでの入場はできず、大人の同伴が必要となります。
だったらもう少し、大人が過ごしやすくなるような配慮があってもいいのでは、と感じるところがあります。
大きな子どもにも?
公式サイトによると、対象年齢は3~10歳となっています。
しかし実際には、一番楽しめるのは1~5歳くらいのようです。
6~10歳になると、レゴが好きかどうかで変わってきます。
11~15歳は、おそらく楽しめないでしょう。
16歳以上は、大人扱いとなります。
高い
レゴランド・ディスカバリー・センター東京に対しての、一番の不満は料金です。
特に、大人と子どもが、同じ料金という点です。
例えば、週末に家族で訪れようとした場合、大人二人と子ども一人で、
2,800円 × 3人 = 8,400円
となります。
大人二人は、後ろで見ているだけになるので、
「子どもが楽しそうなのはいいけど、ちょっとね……」
となりがちです。
まとめ
まとめると、「子どもは楽しめるけれど、大人にとっては割高」というのが、全体的な意見となります。
まとめ お台場のレゴランドはひどい?
記事の内容をまとめます。
- レゴランド・ディスカバリー・センター東京は、お台場のデックス東京ビーチ内にある、屋内型のテーマパーク
- レゴランド・ジャパン・リゾート(名古屋)とは別の施設
- お台場のレゴランドには、2つの展示、3つのライドアトラクション、3つのプレイエリア、1つのシアター、その他ワークショップやアクティビティが楽しめる
- お台場のレゴランドの対象年齢は、3~10歳
- 大人(16歳以上)のみの入場はできず、子ども(15歳以下)の同伴が必要
- 土日や祝日など、混雑する日は3時間の滞在制限がある
- チケット価格は変動性で、前日以前に予約したり、夕方を狙ったりすると安く購入できる
- お台場のレゴランドは、子どもの満足度は高いが、大人は楽しめない
- 子どもと大人で料金が同じなので、割高感がある
- 屋内型の施設なので、遊園地のようには楽しめない