ファミレス別デキャンタの量の違いと誤解について

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ファミレス別デキャンタの量の違いと、誤解について

2023年8月5日

この記事では、デキャンタの本来の目的と使用方法、そして一般的なファミリーレストランでのデキャンタの使用方法とその誤解について詳しく解説します。デキャンタは主にワインやウイスキーなどのアルコール飲料を注ぎ入れるための容器であり、その特殊な形状にはワインをより美味しくするという目的があります。しかし、一般的な消費者だけでなく、ワイン専門店ではない居酒屋やレストランでも混同されがちです。この記事では、デキャンタやカラフェの形状と目的の違い、そして各ファミリーレストランでのデキャンタの量の違いについて、詳しく説明します。

ポイント

  • デキャンタの目的と形状
  • デキャンタとカラフェの違い
  • デキャンタという言葉の広がりと誤用
  • ファミリーレストラン別、デキャンタの量と価格

デキャンタの目的と量の誤解

デキャンタージュ

デキャンタとは

デキャンタは、主にワインやウイスキーなどのアルコール飲料を注ぎ入れるための容器です。「デカンタ」とも言われます。デキャンタの形はいろいろありますが、一般的には首が細くて、底が広い形状をしています。

別の容器に移し替えるだけならば、ピッチャーやポットでもいいのですが、デキャンタの特殊な形状には、ワインをよりおいしくするという目的があります。

デキャンタの目的は、ワインを空気に触れさせ、香りを引き立てるというものです。ワインの熟成が進んでおらず、香りに広がりが感じられない状態を「ワインが閉じている」と表現します。空気に触れることで「ワインを開かせる」ことができ、ワインの風味を最大限に引き出せるとされています。

またデキャンタは、ワインの澱(おり)を分離する役割もあります。年代物のワインには、色素や渋みの成分が澱となって沈殿しています。澱はとても渋いので、これを取り除くためにデキャンタが使われます。

冷やしすぎたワインを、適温にするという使い方もあります。

またデザインの美しさから、食卓を華やかに演出するという効果もあるでしょう。

デキャンタの由来

ワインの起源は、紀元前6000年ほどと言われていますが、デキャンタの起源は、紀元前1世紀のローマ帝国とされています。その当時は、ワインを注ぐための道具としての、単純なガラス製の容器でした。

ただの容器であったデキャンタが、ワインの風味を引き立てるための道具として認識さえっるようになったのは、16世紀のこととされています。この頃、ワインの製造技術が大幅に向上し、ワインの風味と香りがより複雑になりました。それに合わせて、デキャンタもワインの風味を引き立てる道具として進化しました。

デキャンタの値段

デキャンタは、ワインやウイスキーの味わいを引き立てるだけでなく、食卓を華やかに演出するアイテムでもあります。

デキャンタの価格は、素材・デザイン・ブランドにより大きく異なります。

一般的に、ガラス製でシンプルなデザインのものであれば、数千円から購入することができます。

しかし、素材がクリスタルガラスであったり、デザインが特別なものであってり、有名ブランドのものだったりすると、数万円~数十万円することもあります。

デキャンタを選ぶならば、予算や好み、使用するお酒の種類に合わせて選ぶようにしましょう。家庭用であれば、洗いやすさ、保存のしやすさも重要となります。

デキャンタとカラフェの違い

デキャンタとカラフェは、見た目がよく似ているために混同されがちですが、その用途と形状には明確な違いがあります。ちなみに日本では「カラフェ」と言われることが多いですが、フランス語でも英語でも「カラフ」となります。

デキャンタには2つの目的があります。1つは、ワインを空気に触れさせることで、ワインの酸味や渋みを和らげ、ワインの風味を高めることです。もう1つは、澱などの沈殿物を分離させ、グラスに入らないようにすることです。このためにデキャンタは、底面が広くて口が細い、フラスコのような形状をしています。

一方、カラフェの方は、ワインを空気に触れさせるという目的しかありません。沈殿物を分離させる必要はないので、テーブルに置いた時に邪魔にならないように、細長い形状をしています。そのためカラフェは、単なる水差しとしても使われています。

一般的に、古いワインはデキャンタ、若いワインはカラフェが適しているとされています。しかしそれは形状というよりも、目的を理解することが重要です。沈殿物を取り除くために移し替えることが「デキャンタージュ」、ワインを空気に触れさせることが「カラフェージュ」です。

つまり容器がデキャンタであってもカラフェージュはされますが、容器がカラフェでデキャンタージュはできない、ということになります。

デキャンタは両方の機能があるので、どのようなワインにも使えます。一方カラフェは、形がシンプルなので、ワイン以外にも様々な飲料に使うことが出来ます。

デキャンタとカラフェの量の誤解

上記のように、デキャンタとカラフェには目的と形状の違いがあるのですが、混同されていることが多いです。一般的な消費者だけでなく、ワイン専門店ではない居酒屋やレストランでも混同されがちです。

居酒屋やレストランでは、単なる提供する量の違いとして、デキャンタ(カラフェ)という言葉が使われていることがあります。

標準的なワインのボトルは750mlなので、デキャンタも容器としてそのサイズであることが一般的です。ところがレストランにおいては、ハーフボトルの量を提供するという意味で、より小さなサイズのデキャンタが使われていることがあります。つまりボトル、デキャンタ、グラス、と量が少なくなっていくという意味です。

これらはお店によって違うので、実際に確認してみるしかありません。

ウイスキーのデキャンタとは

ウイスキー専用のデキャンタも存在します。ウイスキーにも沈殿物は存在しますが、それをデキャンタージュするという意味でデキャンタと呼んでいるのではなく、単なる言葉の間違いとして広まったようです。

ウイスキーを別の容器に移し替える目的は、沈殿物を取り除いたり、香りをよくしたりすることではなく、琥珀色の見た目や香りを楽しむためです。

そのためウイスキーのデキャンタは、琥珀色の輝きを引き立てるために複雑なカットがされた、美しいデザインになっていることが多いです。

水のデキャンタとは

レストラン等で「水をデキャンタで注文する」ということがあります。これも言葉の間違いから広まったものと思われます。

形状から言えば、底が広いデキャンタよりも、細長いカラフェの方が適しているでしょう。さらに言えば、「取っ手」と「注ぎ口」がついたピッチャーの方が適しています。

「デキャンタ」「カラフェ」「ピッチャー」「ポット」等の用語が混同されているため、そのお店独自の使われ方がされていることがあるので、注意が必要です。

英語とフランス語の違いというのもありますが、大まかには、以下のようになっています。

  • デキャンタ: 底が広くて、口が細い
  • カラフェ: 細長い筒状
  • ピッチャー: 取っ手と注ぎ口がある
  • ポット: ある程度の容量がる鍋・壺

レストラン別、デキャンタの量の違い

居酒屋とワイン

ハーフボトルとしてのデキャンタ

本格的なレストランであれば、ワインの魅力をより引き立てるという目的でデキャンタが使われますが、ファミリーレストランにおいては、ボトル以下、グラス以上の量のワインを提供する、そこそこのサイズの容器、という意味でデキャンタが使われています。

ここでは代表的なチェーン店のデキャンタの量と価格をご紹介します。2023年現在の情報であり、価格やサイズの変更があるかもしれませんので、ご了承ください。

サイゼリヤのデキャンタの量

サイゼリヤでは、マグナムボトル(1500ml)のワインが1,100円(税込)という値段で提供されています。

デキャンタ(デカンタ)は500mlで400円、250mlで200円となっています。

ちなみにメニュー表の写真を見ると、容器の形状としてはピッチャーとなっています。底が広く、口が狭い形状のデキャンタは、洗うのが大変なので、ファミリーレストランにおいては、効率面から考えて使われていないと思われます。

ロイヤルホストのデキャンタの量

ロイヤルホストでは、「ボルドー ボー・メーヌ・ルージュ(赤)」のボトルが1,958円(税込)となっています。

デキャンタは1,309円です。量は明記されていませんが、グラスワイン4杯分となっていることから、500ml程度と思われます。

メニュー表の写真を見ると、形状としてはカラフェです。

バーミヤンのデキャンタの量

すかいらーくグループバーミヤンでは、デキャンタは660円(税込)となっています。量は明記されていませんが、400mlという情報があります。

形状はピッチャーとなっています。

ジョナサンのデキャンタの量

同じくすかいらーくグループのジョナサンでは、デキャンタは385円(税込)となっています。こちらも量は明記されていませんが、250mlという情報があります。

形状はカラフェとなっています。

まとめ デキャンタの量と誤解について

記事の内容をまとめます。

  • デキャンタは主にワインやウイスキーなどのアルコール飲料を注ぎ入れるための容器
  • デキャンタとカラフェは見た目がよく似ているが、その用途と形状には明確な違いがある
  • デキャンタとカラフェの違いは、形状よりも、目的を理解することが重要
  • デキャンタはワインを空気に触れさせることと、澱などの沈殿物を分離させる二つの目的がある
  • カラフェはワインを空気に触れさせるという目的しかない
  • デキャンタの形は一般的に首が細くて、底が広い
  • ウイスキー専用のデキャンタも存在するが、おそらく言葉の間違いとして広まったもの
  • レストランにおいては、ハーフボトルの量を提供するという意味で、より小さなサイズのデキャンタが使われていることがある
  • ファミリーレストランによって、デキャンタの量や価格は異なる

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