ダイヤモンドは1カラットで数十万円しますので、10カラットにもなれば、想像もできないような値段がするかもしれません。この記事では、ダイヤモンドの品質を評価するための4Cと、100カラット以上あるようなダイヤモンドの大きさ比較、10カラットダイヤモンドのサイズや値段の概要、そして人工ダイヤモンドやダイヤモンド類似石との比較について、詳しくご紹介します。
ポイント
- ダイヤモンドの4Cとは
- 世界最大のダイヤモンドと大きさランキング
- 10カラットダイヤモンドの概要
- 天然ダイヤモンドと、人工ダイヤモンド、ダイヤモンド類似石の比較
10カラット・100カラットは値段がつけられない?ダイヤモンドの最高峰とは
ダイヤモンドの4Cについて、ダイヤモンドの大きさランキング、世界最高のブリリアントカットについてご紹介します。
カラットとは
ダイヤモンドを始め、宝石類のサイズを表すのに「カラット(Carat)」という言葉をよく聞くでしょう。実はカラットは、大きさではなく重さを表す単位で、1カラットは200ミリグラムに相当します。
通常、小数点以下2桁まで表示されます。また単位は「ct」と書きます。例えば「0.95ct」等です。
なぜグラムではなくカラットを用いているかというのは、昔からの慣習によるものです。
地中海地域では、宝石の重さを測るために「キャロブ(イナゴマメ、carob、κεράτιων、Ceratonia siliqua)」の種子を用いていました。イナゴマメの種子は、重さにばらつきが少なかったため、重さの基準として用いられていました。
ダイヤモンドの4Cとは
ダイヤモンドには、カラット以外にも、「4c」と呼ばれる品質を評価するための4つの等級があります。
カラット(Carat)
カラットは、上記の通り重さです。実際の重さなので、等級というものはありませんが、だいたい以下のように区分されます。
- 0.25カラット以下
- 0.25 ~ 0.50カラット
- 0.50 ~ 0.75カラット
- 0.75 ~ 1.00カラット
- 1.00カラット以上
カット(Cut)
カットは、ダイヤモンドが光をどれだけ反射するかによって評価されます。通常、次の5つの等級に区分されます。
- Excellent
- Very Good
- Good
- Fair
- Poor
カラー(Color)
カラーは、どれだけ色味がついているかの評価です。D~Zまであります。
- D~F:無色
- G~J:ほぼ無色
- K~M:わずかな黄色がかかった色
- N~R:明らかな黄色がかかった色
- S~Z:強い黄色がかかった色
なぜAではなくDから開始されているのかというのは、歴史的な経緯によるものです。最初は様々な業者が独自の基準を用いていましたが、統一するにあたり、それまで使われていた文字と混同しないように、Dから開始になったようです。
クラリティ(Clarity)
クラリティは、表面の傷(ブレミッシュ)や内包物(インクルージョン)の有無を評価する基準です。
- FL(Flawless):無傷
- IF(Internally Flawless):内部無傷
- VVS1、VVS2(Very Very Slightly Included):非常に微細な内包物
- VS1、VS2(Very Slightly Included):微細な内包物
- SI1、SI2(Slightly Included):わずかな内包物
- I1、I2、I3(Included):内包物がある
世界で一番大きなダイヤモンドは何カラット?
ダイヤモンドの大きさを比較する場合、原石と、カット後の2つがあります。
あまりにも原石が大きい場合、高すぎて買い手がつかないので、複数の小さな石に分けられることがあります。
ここでは、カット済みで100カラット以上ある、有名なダイヤモンドをご紹介します。
値段をつけることはほとんど不可能で、多くは王室やジュエリーメーカーによって所持されています。
ゴールデン・ジュビリー(Golden Jubilee)
「ゴールデン・ジュビリー」は、南アフリカで産出されたダイヤモンドで、原石は755カラットありました。
カット済みのものは545.67カラットとなり、現在、世界最大のダイヤモンドとなっています。
タイ王室が所有しています。
カリナン(Cullinan)
「カリナン」は、1905年に南アフリカで発見されたダイヤモンド原石で、3,106カラットありました。
その原石は、9個の大きな石(カリナンI~IX)と、96個の小さな石にカットされました。
「カリナンI」は、別名「偉大なアフリカの星(The Great Star of Africa」で、530.20カラットあります。イギリス王室が所有しています。現在、世界第2位の大きさです。
「カリナンII」は、317.40カラットです。大英帝国王冠に使用されています。
カリナンIII以降は、100カラット以下となります。
インコンパラブル(Incomparable)
「インコンパラブル」は、1970年にコンゴ共和国で発見されたダイヤモンドです。
原石は890カラット、カットされたものは407.48カラットあります。
現在、世界で3番目に大きいダイヤモンドです。
ルイス・グリック社が所有しています。
グレート・ムガル(Great Mogul)
「グレート・ムガル」は、1650年頃にインドで発掘されたとされるダイヤモンドです。
原石で787.50カラット、カットされて280カラットあったとされていますが、現在は行方不明です。
「卵の真ん中を切り取ったような形」と伝わっていることから、「オルロフ」のことではないかと言われています。
センティナリー(Centenary)
「センティナリー」は、1986年に南アフリカで発見されたダイヤモンドです。
原石で599カラット、カットされたものは273.85カラットあります。
カラーグレードで最高ランクの「D(無色)」のものでは、世界最大のダイヤモンドとなります。
デビアス社が所蔵しています。
ミレニアム・スター(Millennium Star)
「ミレニアム・スター」は、1990年にザイールで発見されたダイヤモンドです。
原石で777カラット、カットされたものは203.04カラットあります。
こちらも「D(無色)」にランクされ、センティナリーに次ぐ、Dとしては世界2位の大きさとなっています。
デビアス社が所蔵しています。
オルロフ(Orlov)
「オルロフ」は、半卵形にカットされたダイヤモンドで、199.60カラットあります。
ロシアのクレムリン宮殿に保管されています。
ヤコブ(Jacob)
「ヤコブ」はインドで発見されたダイヤモンドで、184.5カラットあります。
インド政府によって所有されています。
ダルヤーイェ・ヌール(Darya-e Noor)
「ダルヤーイェ・ヌール」は、「光の海」という意味のピンク・ダイヤモンドで、182カラットあります。
「コ・イ・ヌール」と同じく、世界最古のダイヤモンドの一つとされています。
現在は、イランの宝冠に使用されています。
リージェント(Regent)
「リージェント」とは「摂政(せっしょう)」という意味で、ルイ14世の摂政であったフィリップ2世(オルレアン公)が所持していたことから、この名がつきました。
ルイ15世、ルイ16世、ナポレオン1世によって所持されました。特にナポレオンは、リージェントが装着された剣を持つ肖像画が残っています。
現在は、ルーブル美術館に所蔵されています。
140.64カラットあり、「グレート・ムガル」の一部だったのではという説があります。
フロレンティン(Florentine)
「フロレンティン」は、インド産のイエロー・ダイヤモンドで、137.27カラットあったとされています。
第一次世界大戦後のオーストリア帝国崩壊の際、行方不明になりました。
ティファニー・イエロー(Tiffany Yellow)
「ティファニー・イエロー」は、1877年に南アフリカで発見されたイエロー・ダイヤモンドです。
原石で287.42カラット、カット後で128.54カラットあります。
ニューヨークのティファニー本店に展示されています。
スター・オブ・サウス(Star of the South)
「スター・オブ・サウス(南の星)」は、ブラジル産のダイヤモンドで、128.48カラットあります。
2002年にフランスのカルティエ社が購入したという記録が残っていますが、その後の行方は公表されていません。
コーラ・サン・ドロップ(Cora Sun Drop)
「コーラ・サン・ドロップ」は、2010年に南アフリカで発見されたイエロー・ダイヤモンドで、110.03カラットあります。
オークションで、匿名の人によって落札されました。
コ・イ・ヌール(Koh-i-Noor)
「コ・イ・ヌール」は、1300年代から歴史に登場するダイヤモンドで、世界最古のダイヤモンドの一つとされています。
もともと186カラットあり、当時としては世界最大であったとされています。現在はカットし直され、105.60カラットとなっています。
様々な王朝の手に渡りましたが、東インド会社を経て、現在はイギリス王室が所持しています。
ディープディーン(Deepdene)
「ディープディーン」は、南アフリカで発見されたダイヤモンドで、104.52カラットあります。
人工的に放射線で黄色に変色されたと考えられています。
オークションで様々な人の手に渡った後、現在の所有者は不明です。
グレート・クレサンサマン(Great Chrysanthemum)
「グレート・クレサンサマン(大菊)」は、1963年に南アフリカで発見されたオレンジ・ブラウンのダイヤモンドで、104.15カラットあります。
2008年までガラード社が所有していましたが、匿名の人に売却したとされています。
ハリー・レガシー(Harry Legacy)
「ハリー・レガシー」は、ボツワナで発見された無色・無傷のダイヤモンドで、101.73カラットあります。
ハリー・ウィルストン社がオークションで落札し、命名権も所得しました。
オールナット(Allnatt)
「オールナット」は、ビビッド・イエローのダイヤモンドで、101.29カラットあります。
現在はシバ社が所有しています。
ダイヤモンドの大きさランキング
表にまとめると以下のようになります。
世界的に名の知れたダイヤモンドを載せただけなので、完全なランキングではありません。
名前 | カラット |
---|---|
ゴールデン・ジュビリー | 545.67 |
カリナンI | 530.20 |
インコンパラブル | 407.48 |
カリナンII | 317.40 |
(グレート・ムガル) | (280?) |
センティナリー | 273.85 |
ミレニアム・スター | 203.04 |
オルロフ | 199.60 |
ヤコブ | 184.50 |
ダルヤーイェ・ヌール | 182 |
リージェント | 140.64 |
フロレンティン | 137.27 |
ティファニー・イエロー | 128.54 |
スター・オブ・サウス | 128.48 |
コーラ・サン・ドロップ | 110.03 |
コ・イ・ヌール | 105.60 |
ディープディーン | 104.52 |
グレート・クレサンサマン | 104.15 |
ハリー・レガシー | 101.73 |
オールナット | 101.29 |
ブリリアントカットとは?ダイヤモンドのカットについて
ダイヤモンドのカットには、次の要素があります。
- プロポーション:ダイヤモンドの寸法と角度のバランスです。光が内部で適切に反射し、上部から放出されるようにします。
- 対称性:ファセット(カット面)の対称性が高いほど、光の反射は美しくなります。その精度を高めることが重要です。
- 研磨:ファセット面がよく研磨されているほど、より多くの光を反射し、輝きを高めます。
ダイヤモンドには様々なカット形状がありますが、代表的なものとして、以下のようなカットがあります。
- ラウンドブリリアント:最も人気のあるカットです。57か58のファセットを持ち、ダイヤモンドの輝きが最大になるとされています。
- プリンセス:角ばった形状で、モダンな外観が特徴です。
- エメラルド:長方形でステップカットされたファセットが特徴です。より優雅で古典的な外観です。
それらの総合的な品質が、次のように評価されます。
- Excellent
- Very Good
- Good
- Fair
- Poor
ブリリアントカットの歴史
ブリリアントカットの歴史は、ダイヤモンドのカット技術の進化と密接に関連しています。
ブリリアンカットの前身は、17世紀初期に開発された、マザリンカットとされています。これは14のファセットを持っていました。
ブリリアンカットの原型は、17世紀後半に、イタリアの宝石職人ヴィンチェンツォ・ペルッツィによって発明されたとされています。ペルッツィは、ファセットの数を増やし、それを均等にハンチすることで、ダイヤモンドの輝きを大幅に向上させることに成功しました。
現在のブリリアンカットは、20世紀初頭に、ベルギーの数学者であり宝石職人のマーセル・トルコウスキー(Marcel Tolkowsky)が、光学原理に基づいて最適化したものが基本になっています。57か58のファセットで構成され、ダイヤモンドの内部で光が最大限に反射されるように計算されています。
ダイヤモンドカットを研究するトルコウスキー一族とは
19世紀のベルギーにて、アブラハム・トルコウスキーが、ダイヤモンドの研磨工場を設立しました。以後、代々ダイヤモンドのカット技術が研究されてきました。
20世紀初頭、4代目のマーセル・トルコウスキーが、上記のブリリアントカットを開発します。
5代目はイスラエルにて、ダイヤモンド業界の発展に尽くします。
6代目のガブリエル・トルコウスキーは、一族屈指の天才カッターとして知られ、世界最大のダイヤモンド「ゴールデン・ジュビリー」の研磨チームにも参加します。
そしてガブリエル・トルコウスキーの息子、7代目のジャン・ポール・トルコウスキーが設立した会社がエクセルコダイヤモンドです。
エクセルコは、トルコウスキー一族が引き継ぐ世界最高のカット技術によって、圧倒的に人気のダイヤモンドブランドとなっています。
世界的には「Tolkowsky」、日本では「EXCELCO DIAMOND」のブランド名で展開されています。
10カラットのダイヤモンドの値段はどれくらい?
一般的なダイヤモンドのサイズと、10カラットダイヤモンドの値段、人工ダイヤモンド・ダイヤモンド類似石との比較についてご紹介します。
一般的なジュエリーの平均カラットは?
ダイヤモンドの平均カラット数というものはありませんが、一般的なジュエリー市場を考えると、以下のような傾向があります。
婚約指輪
婚約指輪は、地域や文化にもよりますが、日本の場合は02.~0.5カラットの範囲であることが多いです。
一部の文化圏では、1カラット以上のダイヤモンドが好まれています。
指輪・ネックレス
一般的な指輪やネックレスのサイズは、0.1~0.5カラットの範囲であることが多いです。
イヤリング・ブレスレット
イヤリングやブレスレットでは、0.05から0.2カラットの小さなダイヤモンドが複数使われることがあります。
高級ジュエリー
2カラット以上の大きなダイヤモンドは、通常の市場としてはかなり例外的で、高級ジュエリーとしてみなされています。
10カラット以上となるとかなり稀で、数十カラットともなれば、特別な名前がつけられるでしょう。
ダイヤモンドは何カラットから価値がある?
ダイヤモンドに、何カラット以上だから価値がある、逆に何カラット以下だから価値がない、ということはありません。
ただしジュエリー市場では、0.5カラット、1カラット、1.5カラットというのは一つの節目となっています。
10カラットの重さは?
1カラットは200ミリグラムなので、10カラットは2,000ミリグラム、つまり2グラムです。
2グラムというと、1円玉2枚、紙クリップ2個程度です。
これはとても軽く、小さいように思えますが、宝石の世界では、かなり大きい部類となります。
10カラットの大きさは?
カラットは重さの単位なので、10カラットのダイヤモンドの大きさを正確に表すことはできません。
しかし、一般的なブリリアンカットのダイヤモンドの場合、直径で約14ミリメートルとなります。
10カラットのダイヤモンドの値段は?
ダイヤモンドの価格は、4C(カラット、カット、カラー、クラリティ)の他、需要と供給や経済状況にもよります。
そのため、正確な価格を決めることもはできませんが、一般的に10カラットのダイヤモンドは、数千万円から数億円になります。
逆に100万円のダイヤモンドは何カラット?
数千万円、数億円するダイヤモンドを購入するというのは現実的でないため、指輪やネックレスなどのアクセサリーとして購入する場合、100万円がひとつの基準になるかと思います。
100万円のダイヤモンドは、品質にもよりますが、0.5~1.5カラットの範囲になる可能性が高いです。
10カラット人工ダイヤモンドの価格は?
10カラットの天然ダイヤモンドとなると難しいけれども、人工ダイヤモンドであれば可能性は買えるかもと考えるかもしれません。
ここでは、天然ダイヤモンドと人工ダイヤモンド、そしてダイヤモンド類似石の価格についてご紹介します。
天然ダイヤモンドとは
天然ダイヤモンドは、地下150キロメートル以上の高圧・高温度化で、炭素が結晶化したものです。
採掘されるダイヤモンドは、この結晶がマグマによって地表近くに運ばれ、冷え固まったものです。
ダイヤモンドの生成には、数百万年から数億年かかると言われています。
人工ダイヤモンドとは
人工ダイヤモンドは、合成ダイヤモンド、ラボグロウンダイヤモンド(Lab-Grown Diamond)とも言われ、人工的にダイヤモンドを生成したものです。
生成方法としては、人工的に高圧・高温環境を作ったり、ガス化した炭素を化学反応によって堆積させていく方法などがあります。
生成方法が違うというだけで、化学的な性質は天然ダイヤモンドと同じです。
ダイヤモンド類似石とは
人工ダイヤモンドと混同しやすいのが、ダイヤモンド類似石です。
これは、見た目や化学的性質がダイヤモンドに似ているというだけで、まったく別の石です。
特に有名なのがキュービックジルコニア(ZrO2)とモアサナイト(SiC)です。
モアサナイトってバレるの?おすすめの買い方は?
ダイヤモンドによく似た宝石としてモアサナイトの注目が高まっています。見た目でほとんど区別できないと言われていますが、着けていてバレることはないのでしょうか。この記事では、モアサナイトとは何か、モアサナ ...
1カラットの天然ダイヤモンド、人工ダイヤモンド、ダイヤモンド類似石の比較
まず天然ダイヤモンドの価格は、4C(カラット、カット、カラー、クラリティ)の品質によって異なります。また石ではなくジュエリーとして見た場合、その他の装飾品やブランドによっても大きく異なります。
ざっくりとした比較であれば、だいたい以下のようになるでしょう。
材料 | 値段 |
---|---|
天然ダイヤモンド | 20万~200万円 |
人工ダイヤモンド | 10万~100万円 |
モアサナイト | 数万円 |
キュービックジルコニア | 数千円 |
10カラットの天然ダイヤモンド、人工ダイヤモンド、ダイヤモンド類似石の比較
では10カラットの場合、単純に10倍になるかと言うと、そんなことはありません。
なぜならば、サイズが大きくなるほど天然ダイヤモンドは希少となりますし、それが良い状態であることはさらに稀となるためです。その分、値段も高くなります。
一方、人工ダイヤモンドやダイヤモンド類似石は、そこまで値段が変わりません。
したがって、だいたい以下のようになるでしょう。
材料 | 値段 |
---|---|
天然ダイヤモンド | 数千万円~数億円 |
人工ダイヤモンド | 数百万円 |
モアサナイト | 数十万円 |
キュービックジルコニア | 数千円~数万円 |
まとめ ダイヤモンド 10カラット 値段
記事の内容をまとめます。
- カラットは重さの単位で、1カラット=0.2グラム
- ダイヤモンドの品質は、カラット、カット、カラー、クラリティの4Cで分類される
- 世界最大の研磨済みダイヤモンドは、ゴールデン・ジュビリーで、545.67カラット
- 100カラット以上の有名ダイヤモンドの多くは、王室やジュエリーメーカーによって所持されている
- 一般的なジュエリーで使われるダイヤモンドは、1カラット未満であることが多い
- 10カラットのダイヤモンドは、重さ2グラム、直径14ミリメートル程度
- 10カラットの天然ダイヤモンドの値段は、数千万円から数億円
- 一般的に、人工ダイヤモンドの値段は天然の1/2、モアサナイトは1/10、キュービックジルコニアは1/100程度だが、サイズが大きくなると天然の値段が跳ね上がるのに対し、人工や類似石はあまり変わらない