韓国旅行は何日がおすすめ？モデルコースと予算例

韓国は、日本から一番気軽に行ける海外旅行先と行ってもよいでしょう。初めての海外旅行先として選ぶ方も多いと思います。この記事では、ソウルを中心とした基本的な旅行コースと予算について、2泊3日、3泊4日、4泊5日分けてご紹介します。

韓国旅行は何日がおすすめ？ソウルを中心としたモデルコース

韓国旅行のモデルコースを、2泊3日、3泊4日、4泊5日に分けてご紹介します。また、初めての韓国旅行におすすめの日数とその理由もご紹介します。

韓国旅行 2泊3日のモデルコース

2泊3日の韓国旅行のモデルコースをご紹介します。

ソウル市内を中心に巡るコースとなっています。

初日：ソウル観光

明洞

「明洞（ミョンドン、명동）」は、ソウル市内にあるショッピングエリアです。

多くのお店が並んでおり、国際的なブランドから、地元のブティックまで幅広いショッピングを楽しめます。

美容産業の中心地でもあるので、韓国の美容サービスを体験するのにも最適なエリアです。

また、ストリートフードでも有名で、様々な韓国料理を手軽に味わうことができます。

Nソウルタワー

「Nソウルタワー」は、ソウル市の中心にある「南山（ナムサン、남산）」の頂上にあるタワーです。「南山タワー」とも言われます。

展望台からはソウルを一望でき、特に夜景は美しく、多くの観光客に人気です。

また、恋人たちが南京錠をかけて愛を誓う「愛の南京錠ツリー」があり、地元のカップルにとっても特別な場所として知られています。

ソウル市内からは、ケーブルカー、バス、ハイキングなど、自分にあった方法でタワーに行くことができます。

鐘路

「鐘路（チョンノ、종로 ）」は、ソウルの中心部にある、韓国の歴史文化を感じることのできる繁華街です。

韓国の伝統的な建築様式である「韓屋（ハノク、한옥）」が立ち並び、伝統工芸品のショップや、カフェを楽しむことができます。

現代的な街である一方、「宗廟（チョンミョ、종묘）」などの重要史跡もあります。

宿泊

宿泊は、ソウル市内のホテルが、観光地へのアクセスも便利でおすすめです。

値段は、1泊数千円から数万円まで、予算に応じて選ぶことができます。

2日目：歴史観光

昌徳宮

「昌徳宮（チャンドックン、창덕궁）」は、ソウル市内にある宮殿の一つです。

ソウルの五大宮殿の中で最も美しいとされています。壮大な門や、庭園、色鮮やかな建物などが特徴です。特に「秘苑（ピウォン）」は、その美しい景観で有名です。

1997年に、ユネスコの世界遺産に登録されています。

観光客は、宮殿内を散策したり、ガイドツアーに参加することができます。

仁寺洞

「仁寺洞（インサドン、인사동）」は、ソウル市内の伝統的な文化が色濃く残る地区です。

多くの画廊や工芸品、アンティークショップなどがあり、韓国の伝統と芸術文化の中心となっています。

文化的なイベントやストリートパフォーマンスも多く行われています。

韓国料理教室

ソウルでは、韓国料理を食べるだけでなく、旅行者も参加できる料理教室がたくさんあります。

キムチ、トッポギ、ビビンバ、プルコギなど、様々な伝統料理を学べるコースがあります。

作り方を学べば、帰国してからも本場の味を楽しむことができます。

宿泊

ホテルは、1日目と同じとなるでしょう。

2泊なので、最後の夜となります。

3日目：ショッピング

東大門市場

「東大門市場（トンデムンシジャン、동대문시장）」は、ソウルにあるショッピング街です。

基本的には卸売場ですが、小売店も多くあります。服、鞄、靴、アクセサリーなど、様々なファッションアイテムを大量に買い込むことができます。

韓国でショッピングを楽しむならば、外せない地区です。

ソウル駅近辺

ソウル駅は、交通のハブであることはもちろん、ショッピングエリア、レストランエリアでもあります。

特にロッテマートやロッテアウトレットは、幅広い商品を扱っている人気スポットです。

また、建物自体も伝統とモダンが混在しており、韓国の文化とエネルギーを感じることができます。

帰国

韓国から日本へのフライトは、金浦空港か仁川空港となるでしょう。

空港では最後のお土産を買うことができます。定番のキムチや韓国海苔、持ち運びが簡単なインスタント食品やお菓子が定番です。

韓国旅行 3泊4日のモデルコース

3泊4日の韓国旅行のモデルコースをご紹介します。

初日～2日は2泊3日コースト同じですが、近代的なアミューズメントを加えたプランとなっています。

3日目：文化体験

弘大

「弘大（ホンデ、홍대）」は、韓国の有名芸術大学である「弘益大学校（ホンイクテハッキョ、홍익대학교）」を中心とした学生街です。

トレンディなファッションブティック、ユニークな雑貨店、デザイナーショップなど、若者に人気のショッピングスポットです。

個性的なカフェやデザートショップも多くあります。夜になるとクラブやバーが賑わう、ナイトライフの中心地でもあります。

トリックアイ美術館

「トリックアイ美術館（Trick Eye Museum）」は、2次元の平面画を3次元の立体的に見せるトリックアートの美術館です。

ARミュージアムや、氷の彫刻を飾ったアイスミュージアムも併設しています。

漢江公園

「漢江公園（ハンガンコンウォン、한강공원）」は、ソウル市を流れる漢江川のほとりにある、計12箇所の公園のことです。

ピクニックやサイクリングなどを楽しむ他、様々なイベントが開催されています。

弘大から近いのは、「望遠漢江公園（マンウォンハンガンコンウォン、망원한강공원」です。

宿泊

2泊目と同じく、ソウル市内のホテルで宿泊します。

4日目：テーマパーク＆ショッピング

ロッテワールド

「ロッテワールド（롯데월드）」は、ソウルにある大型テーマパークです。屋内の「ロッテワールドアドベンチャー」と屋外の「マジックアイランド」という2つのエリアから構成されています。

様々なアトラクションが楽しめる他、アクアリウムやショッピングモールなどの施設も併設しているので、目的を絞って行くとよいでしょう。

帰国

最後のお土産を購入して帰国します。

韓国旅行 4泊5日のモデルコース

4泊5日であれば、ソウルの南に位置する水原市を追加することをおすすめします。

4日目：水原市観光

水原華城

「水原華城（スウォンファソン、수원화성）」は、水原市にある18世紀末の城塞遺跡です。

東洋と西洋の建築技術が混ざっていることが特徴です。

1997年にユネスコの世界遺産に登録されました。

水原市内散策

水原はカルビが有名で、多くのカルビ店があります。

駅前にはたくさんのお店が並び、ソウルとはまた違った雰囲気を体験できます。

宿泊

ソウルから水原までは、1時間弱なので、ホテルを変える必要はないでしょう。

5日目：ショッピング

梨泰院

「梨泰院（イテウォン、이태원）」は、ソウル市の中で一番外国人率が高く、多種多様な文化が混じり合うエリアです。

過去に米軍基地が近くにあったために、国際的な文化が根付いた歴史があります。

ユニークなファッションアイテムを扱う個性的な店舗が多くある他、レストランの種類も豊富で、アフリカ、中東、メキシコ、アメリカ等、世界中の料理を楽しむことができます。

帰国

最後のお土産を購入して帰国します。

初めての韓国旅行は何日がおすすめ？

初めての韓国旅行であれば、2泊3日がおすすめです。

韓国旅行の一番の魅力は、やはり近いことだと言えます。ほぼ国内旅行の感覚で、気軽に出かけることができます。日帰りすることすら可能です。費用も、国内旅行より安くなる場合もあるでしょう。

この気軽に行けるという感覚を掴むためにも、最初は短めの2泊3日をおすすめします。

韓国旅行の予算は？何日ごとにいくらかかる？

韓国旅行に必要な予算例を、2泊3日、3泊4日、4泊5日に分けてご紹介します。

韓国旅行の予算の概要

韓国旅行の予算の基本となるデータをご紹介します。

韓国行きの飛行機はたくさんの選択肢があり、最安で往復30,000円程度となります。最高で80,000円程度になりますが、50,000円内に収まる方が普通です。

ホテルは5,000円から10,000円程度が普通です。高めのホテルを選べば30,000円程度となります。

食費や交通費は、プランによってもあまり変わりません。

後は、どの程度買い物をするかによって変わってくるでしょう。ここでは、1日5,000円から20,000円として計算をしました。

2泊3日の予算例

上記の基本データを基に、日数をかけたものです。

実際には、アクティビティや買い物でどの程度使うかによって変わってくるでしょう。

最安の例で、予算1人10万円と考えると分かりやすいと思います。ご自身の旅行プランと比較をして調整してみてください。

3泊4日の予算例

3泊4日となると、宿泊費と買い物で大きく差がついてきます。

最安の例では1日あたり+24,000円、最高の例では1日あたり+64,000円となっています。

4泊5日の予算例

4泊5日の例です。

最高の方では、ホテルで12万、買い物で10万となっていますが、もっと安くできるかもしれないし、もっと高いのかもしれません。

一つの参考までに見ていただければ幸いです。

まとめ 韓国旅行は何日必要？

ソウルを中心とした韓国旅行のモデルコースと、予算例を表にまとめます。

02 地球の歩き方 aruco ソウル 2023~2024 (地球の歩き方aruco 2)

編集:地球の歩き方編集室

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